チェルシーへの移籍の噂が後を絶えないブラジル代表DFフィリペ・ルイス(28)は、今夏のアトレティコ・マドリー退団が刻々と迫っているようだ。イギリス『デイリー・メール』は14日、チェルシーがフィリペの獲得交渉に関して、移籍金2000万ポンド(約27億7000万円)でアトレティコと合意に至ったと報道。フィリペは今後、ロンドンでメディカルチェックを受診すると伝えている。
フィリペ獲得に迫るといわれているチェルシーは、昨シーズン限りで元イングランド代表DFアシュリー・コールが退団。さらに、昨シーズンの途中からアストン・ビラへレンタル加入していたイングランド人DFライアン・バートランドの退団も濃厚となっており、今夏の移籍市場で左サイドバックの獲得が急務となっていた。
また、『デイリー・メール』は、チェルシーが獲得を狙っているとされる左サイドバック候補を列挙。フィリペ以外では、スポルティング・リスボンに所属するアルゼンチン代表DFマルコス・ロホ(24)の獲得に関心を示していることを伝えている。だが、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、ロホよりもフィリペの獲得を希望していると報じていた。
なお、チェルシーは今夏にスペイン代表FWジエゴ・コスタ(25)を獲得しており、フィリペの加入が決定すればアトレティコから2人目の補強となる。
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