チェルシー、ほぼ戦力外サウールのレンタル打ち切りを希望か

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チェルシーがこの冬の移籍市場で、MFサウール・ニゲスをアトレティコ・マドリーに返す可能性が浮上している。

今夏の移籍市場で、買い取りオプション付きの1年レンタルでアトレティコからチェルシーに移籍したサウール。この移籍はアトレティコで出場時間やプレーポジションについて不満を持っていた本人たっての希望だったが、しかしイングランドで待ち受けていたのはさらなる苦境だった。

サウールの今季出場時間は239分で、その内165分がカラバオカップでのもの。プレミアリーグでは6試合連続不出場となっている。イギリス『デイリー・エクスプレス』は、この状況を受けたチェルシーが、サウールを冬の市場でアトレティコに返すことを検討し始めたことを報じている。

ただ、チェルシーが実際にレンタル打ち切りを希望したとして、アトレティコがサウールを受け入れられるかは不透明だ。というのも、アトレティコはバルセロナからFWアントワーヌ・グリーズマンを獲得するためにサウールの放出が必要だったため。サウールが戻ってくるとなれば、ラ・リーガのサラリーキャップにひっかかる可能性が高い。

いずれにしてもアトレティコは、チェルシーが4000万ユーロで行使可能なサウールの買い取りオプションを行使しないであろうことは、すでに覚悟しているようだ。

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