来季、バルセロナ移籍の噂が飛び交うアトレティコ・マドリーの若きエース、フェルナンド・トーレス。明日(6日)カンプ・ノウでの対決を前にバルサに敬意を表しながらも、チームのアウェイ2勝目に向けての自信をのぞかせた。
「ここ2年、バルサとの対戦のたびに、この手の噂が出るけれど、ただの噂だよ。そのことは会長もはっきりさせているだろう?僕は今A・マドリーで過ごしている。僕はまだ若いし、いろんな面においてもここにいるのがベストだと思っている。うまくいかない時でもファンの声援があるし、頼りになる仲間がいるからね。ここが一番居心地いい、どこにも行かないよ」と強調した。
トーレスにはバルサとの対戦が厳しいものになることは分かっている。「バルサはすばらしいチーム。いろんな意味で重要な試合になるね。僕たちは今季アウェイで1勝しかあげていないし、データ上ではバルサの方が有利。でも試合ごとに違うものだし、もう直接対決で負けたくない。今季でも最もタフな試合になるだろうね。だって最高のチームと対戦するんだから。でも僕たちはやるつもりさ」。バルサが圧倒的にボールを支配し、A・マドリーにはそう多くのチャンスはないと予想。だから少ないチャンスをものにする必要があるとも。
人々に楽しさを与え、魅力的なサッカーをしていると今季のバルサのサッカーを賞賛するトーレス。さらに友人でもあるDFカルラス・プジョールに対し「彼との対決は楽しみだよ。スペインそして世界でも優れたDFの一人。彼を相手にプレーするのは厳しいのと同時に楽しみでもあるんだ。ホームでの時のようなプレーができれば、僕たちは勝てるよ」と賞賛の言葉を送り、締めくくった。
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