チアゴ・メンデスは、チャンピオンズリーグ準決勝でのチェルシーとの対戦を前に、自身もチェルシー在籍時に指導を受けたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督に称賛の言葉を送った。
モウリーニョ第一次政権の2004-05シーズンにチェルシーでプレーし、プレミアリーグ優勝を成し遂げたチアゴ。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督とモウリーニョ監督を比較し、両者ともにトップレベルの監督だと述べた。イギリス『ガーディアン』が同選手のコメントを伝えている。
「一緒に仕事をしてきた監督たちの中で、2人は同じレベルにあると思う。トップレベルの監督だ。シメオネ監督はタッチライン際にいるだけで僕らのモチベーションになる。彼の1分ごとの生き方が僕らに届いて、ピッチ上に信じられないほどのものをもたらしてくれる」
「モウリーニョ監督も同じだけど、やり方は異なっている。1週間を通してモチベーションを上げようとするんだ。よりメンタルな部分だと思う。シメオネ監督はエネルギーを表に出してくるけど、モウリーニョ監督はもっと頭の中に入り込んでくるようなやり方だ」
昨季までレアル・マドリーで指揮を執ったモウリーニョ監督のことは、直接指導を受けた自分以外もよく知っているとチアゴは語る。
「僕だけじゃない。ジョゼは3年間ここ(マドリッド)にいたんだから、みんな彼のことを知っているよ。彼はあるタイミングで選手たちに何を言うべきかを正確に分かっている。彼は自分で決めるだけだ。選手たちと相談することもないし、メディアに伝えることもない」
「彼はリーダーという役割を誰よりもうまく演じることができる。勝つためにプレッシャーを強める必要があるなら、彼はそうするということを誰もが分かっている」
アトレティコとチェルシーの準決勝1stレグは22日、アトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンで行われる。
コメント