アトレティコ・マドリーDFフィリペ・ルイスは、ブラジル代表に招集されることに関して他国の代表招集より何倍も高い競争率が存在すると主張している。
フィリペは今季、アトレティコ・マドリーで不動の左サイドバックとして活躍。チームはチャンピオンズリーグでベスト4に進出、リーガエスパニョーラでも残り5試合で単独首位に立っており、優勝に近づいている。
その一方で、フィリペは昨年6月に行われたコンフェデレーションズカップを最後に、ブラジル代表の招集を受けていない。同選手が『ESPN』で発したコメントを、スペイン『マルカ』が伝えている。
「ブラジル代表は、選手にとって最も招集されることが難しい代表だと思う」
「ワールドカップに向けて僕が招集されたら? それはご褒美だろうね。ブラジル代表の招集は、他国の代表より10倍か20倍難しいかもしれない」
2010年には、スペイン代表が招集を検討していたといわれるフィリペ。スペイン代表に選出されることは、より容易だと思うかと問われると、以下のように返答している。
「イエス。そうだね、ここスペインでは、ジョルディ・アルバやナチョ・モンレアル、アルベルト・モレノが左サイドだ。右にはセサール・アスピリクエタ、アルバロ・アルベロア、フアンフランがいる」
「ブラジルでは、何のリストを見る必要もなく、右サイドバックに10人、左サイドバックに10人の名前を挙げられると思う。僕はマルセロのことを世界一のサイドバックだと思っているし、マクスウェルは何度もチャンピオンになっている。彼らと争うことは想像できないよ」
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