シメオネ「クルトワはチェルシー戦に出場する」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、ベルギー代表GKティボ・クルトワがチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のチェルシー戦に出場できると信じ、起用を明言している。

2011年夏以来、チェルシーからアトレティコにレンタルされているクルトワ。チェルシーは今季が始まる前に、3度目のレンタル延長となった際、クルトワがチェルシーとの対戦に出場するためにはアトレティコが1試合あたり300万ユーロ(約4億2000万円)を支払わなければならなという条項を盛り込んでいた。

しかし、これに対しUEFAが動いた。11日、契約条項を無効としてチェルシー戦に出場できる措置を取ることを発表。CLおよびUEFAの規定として、あるクラブが他クラブの出場選手に制限を加えることは、たとえ契約によるものだとしても認められないという立場を表明している。

規定と契約の面では問題なく出場可能となったクルトワだが、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が快く思っていないとも伝えられている。しかし、シメオネ監督はスペイン『オンダ・セロ』でクルトワの起用を考えていると明かした。

「私はクルトワがチェルシー戦に出場することをまったく疑っていない」

一方、シメオネ監督は先週末に行われたリーグ戦のヘタフェ戦で負傷を負ったFWジエゴ・コスタの状態にも触れている。

「あのプレーのスピードからして、私はそれほど心配していない。私はガビに、コスタが切り傷を負っていると聞いた。試合後、その傷を縫ってもらった。彼はたくましく、あのゴールが必要だったから足を伸ばしたんだ」

「コスタはあの状況で例を示した。だが、クルトワもミランダもガビも、全員がそうしている。我々は1分1分を最後だと思って戦っている。コロンビアで行われる親善試合だろうが、ヘタフェ戦だろうがそれは変わらない」

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