現在不調に喘ぐアトレティコ・マドリーだが、チームのエースであるフェルナンド・トーレスの代理人の口から先日、爆弾発言が飛び出した。それは「もしこのままチームの成績が上がらなければ、“エル・ニーニョ”は彼の実力にあったクラブを求めてチームを去るだろう」というもの。この発言はアトレティコ・マドリーに大きな衝撃を与えたが、エンリケ・セレソ会長は「彼は今も、そしてこれからもアトレティコ・マドリーを出ることはない」と反論している。
会長はこのところ昨季のようには「ゴールが入らない」ことに心配しているとのことだが、フェランド監督にも信頼を寄せているとコメント。「彼とは今季と来季の契約を結んでいる。どうして不満があるんだ?」という。そして「チームに赤信号は灯っていない。上位4チームに入るだけのメンバーはいるはず」と語り、チームの巻き返しに期待する。
また、フェランド監督も「チームに危機はない」と語っており、成績不振にも士気を下げる気配はない。今季リーガでは、アウェイでたった1勝しか挙げていないアトレティコ・マドリー。彼らは26日、ヌマンシアのホームで国王杯準々決勝戦う。
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