2日のリーガエスパニョーラ第26節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにレアル・マドリーを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、好調のマドリーを相手から勝利を奪う意欲を示している。
スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「本命は常に首位に立っているチームだ。首位のチームが最高であるのは当たり前だよ。11月以降の彼らはコパ、リーガで成長を見せ、チャンピオンズリーグでも素晴らしいことを成し遂げている。シャルケ戦でも良い試合を演じ、欧州でも恐れられるチームとしてダービーに臨むことになる」
「あなた方(報道陣)の評価からすれば、我々は最高のチームと対戦することになる。カルデロンでのダービーで16年間勝利なし? そのようなことからモチベーションを得ることはない。言葉は美しいだが、重要なのは何を成し遂げるかだ。日曜日に我々が成功を収めることを期待している」
シーズン終盤に突入したことについては、次のように話している。
「我々は明日の試合だけに集中している。その後のことは日々の経過とともに見ていくよ」
「何かを獲得するためには、まだ多くのことが欠けている。そのために働き続けなければならない。重要なシーズンを過ごしていることは全員が理解しているし、今という現実だけが残るわけではないんだ。あなた方はシーズン終盤の仕事ぶりを何よりも評価する」
また、0-3の完敗を喫した前節オサスナ戦を振り返った。
「危惧すべき試合だった。試合に入り込むことができず、求められるようなリアクションも見せられなかった。後半にチームは改善されたが、スコアを動かすには十分ではなかった。ただ、すべての人々の人生と同じように、時間とともに痛みは引き離され、一週間の内に喜びの感情を取り戻していく。それに、3月1日の時点で首位と勝ち点3差の位置にいられると以前に言われていたとしたら、間違いなくそれを望んでいただろう」
「メディアは批判的にならなければならないし、それに対して憤ることに価値はない。それがサッカーにおける現実なんだ。あなた方はそのようなことを話すために存在している。そして私が伝えることを試みるのは、仕事、謙虚さ、沈黙ということだ」
コメント