11日のコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのレアル・マドリー戦を0-2で落とし、2戦合計0-5で同大会から姿を消した。MFマリオ・スアレスは試合後、次戦に気持ちを切り替える必要性を説いている。
スペイン『マルカ』が同国代表MFのコメントを伝えた。
「どんなライバルを相手にしても、敗戦は痛みを感じるものだ。プレーすることを望んだ決勝という舞台に立てなかった。だけど、もうこのことは忘れ、週末に行われるリーガのバジャドリー戦を考えなくてはならない。重要な試合だからね」
「序盤の2つのPKが、この試合を難しくしてしまった。(MF)ラウール・ガルシアのミドルが枠内に入っていれば、もう少し可能性があっただろうね。だけどマドリーは正当な勝者だ。僕たちは負けることに慣れていないが、悪い時期にこそ真の男であることを示す必要がある」
FWクリスチアーノ・ロナウドの頭部にライターが直撃したことにも触れている。
「悲しむべきことだ。一人の人間の行為によって、すべてのファンが同一視される必要はない。それにライターを投げた人も後悔しているだろう。ただ、そのようなことはサッカーから根絶しなくてはならないね」
M・スアレスは一方で、スペイン『オンダ・セロ』に対してアトレティコが軽視されていることへの不満を述べている。
「アトレティコの粘り強さを信じる人間はいない。誰もが僕たちのつまずきに期待しているんだ。このチームが最後まで持ちこたえるわけはないとね。アトレティコはいつも過小評価されている。昨季のコパ優勝や、UEFAスーパーカップやヨーロッパリーグを勝ち取ったことも認められないんだ」
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