アトレティコ・マドリーは19日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループB第3節、本拠地メトロポリターノでのリヴァプール戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、プレミアを代表する一チームとの対戦ではインテンシティーが鍵を握るとの見解を示している。
「チェルシー、シティ、リヴァプールは素晴らしい日々を過ごしている。彼ら3チームの試合を見るのは楽しいね。リヴァプールの働きぶりは素晴らしい。高いプレッシング、カウンター、スペースの生かし方……。ファン・ダイクの復帰で彼らは守備のレベルを取り戻すだろう。とても激しいリヴァプールと戦うことしか予想していないし、彼らに打撃を与えるよう試みる」
「リヴァプールと競い合うためには、インテンシティーで対等になることが必要だ。それから自分たちのプレーの可能性を見つけていくことになる」
アトレティコとリヴァプールが対戦するのは2019-20シーズンのCLベスト16以来のこと。その対決ではアトレティコが堅守速攻のスタイルでアンフィールドを攻略して次戦に歩を進め、クロップ監督がアトレティコのプレースタイルについて否定的な見解を示した。
クロップ監督は今回の対戦を前にしても「彼らのスタイルには敬意を表すしかないが、私は違うスタイルが好きだね」と話していたが、「そうしたクロップの批判的な態度についてどう思うか? 何か言いたいことがあるか?」とスペイン語で問われたシメオネ監督は、通訳が質問を英語に訳し終えた後、自分も珍しく英語を使って返答している。
「ナッシング。……ノーだよ(笑)」
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