現在ユベントスはアトレティコ・マドリーのセンターバック、パブロにオファーを出しているのだが、それについてアトレティコ・マドリー監督であるフェランドは「アトレティコはディフェンスの安定感が基盤になっているチームだ。つまりこの安定感があるからこそチームとして成り立っていると言っても過言ではない。もし、パブロを売り出すようなことがあれば、チームは崩壊してしまうかだろう。いや、そこまでいかないにしても、シーズン前に立てた目標は達成する事は出来ないだろう」と警告する。
続いて冬のマーケットについては「サンティ、シメオネがチームを去り、もしこれに加えて怪我人が出てくれば選手の層が薄くなってしまう。もちろん現在クラブが選手獲得のために動いてくれていることは知っているし、チームが良くなる為ならどんな選手でも大歓迎だ。とにかく私は待つことにするよ。」と語った。
そしてリーグ前半戦を「開幕から比べると少しはよくなった。ただ運には見放されていたと思う。もしベティス戦、R・マドリー戦、ヘタフェ戦でちょっとでも運があったら、勝ち点も5か6はもらっていただろうし、順位も今よりもう少し上にいけただろう。ただ、もっとも大事なのはチームとして戦うことで、ゴールが決められないのはFWだけのせいじゃない。それはチームの責任だ。監督からディフェンス陣、GKを含めて全員が向上していかなければいけないし、もう少し攻撃的に行かなければいけない」と振り返った。
最後に先週末の二つの事件、オサスナ対バレンシア戦前にカネイラの娘が突然亡くなり試合を延期しようとしていたのにも関わらず、結局試合を強行したこととR・マドリー対サラゴサ戦のフィーゴのセサルへのタックルについて「この試合を強行した主審へは厳しい制裁を加えるべきだ。サッカー以上に大切なことがあることを忘れている。そういう時の為にサッカー協会があるのに・・・とにかく、もし私があの場面で主審をやっていたら、絶対に試合を延期にしていた。サッカーが人の人生より大事なわけが無いだろう。それからフィーゴのタックルだが、私にとってあれは一発退場に値するタックルだ」と厳しいコメントを残した。
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