19日のリーガエスパニョーラ第20節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにセビージャを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、シーズン後半戦がより難しいものになるとの考えを口にした。
スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。
「前半戦よりも難しいものになることは当然だ。前半戦はどのチームも望むようなプレーをしようと試み、勝ち点のことをそこまで考えない。後半はその逆だ。プレースタイルではなく、勝ち点のことだけを意識するようになる」
「後半戦はさらに難しくなる。これまで歩んできた道を、変わらずに進み続けられることを期待しているよ」
また、この記者会見で「~を心配しているか?」と何度も問われたことで、次のような意見を述べた。
「この会見では『心配していますか?』と20回以上も問われている。『このことは不安か?』『これは危惧すべきか?』などとね……。我々は大丈夫だ。このチームは然るべき道に立っている」
「我々が生き残る道は、”試合から試合へ”にほかならない。ファンがこのチームに期待を抱き、熱狂するのは当たり前だ。しかしながら、我々は現実だけを見据えなくてならない」
セビージャについての見解も示している。
「ウナイ・エメリの仕事ぶりは素晴らしい。陣容を刷新したセビージャで、彼は見事なチームをつくり上げている。現在の彼らは前半戦と比べ、堅固かつ実践的だ。よりダイレクトなサッカーによって、奥行きのあるプレーを見せている。何よりも守備が素晴らしいね」
FWジエゴ・コスタ、FWダビド・ビジャが、調子を落としていることにも言及した。
「サッカーはそういうものだ。物事が簡単に運ぶときもあれば、そこまで単純ではないときもある。だが彼らはゴールに生きる人間であり、ピッチではそのためのプレーを見せる。まずはゴールを決めることだ。その後に、ほかに欠けていたものを落ち着いて手にすることができる」
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