「ふざけるな」バルセロナ時代の優勝リングを披露したグリーズマンにアトレティ反発「もう終わり」

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アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、ファンの反感を買ってしまっているようだ。グリーズマンは、今夏の移籍市場最終日にバルセロナからの1年延長オプションが付随した1年間のレンタルで3年ぶりにアトレティコへ復帰。しかし、2019年のバルサ移籍時には契約解除金を巡ってアトレティコとバルセロナが対立するなど円満な退団とはならず、グリーズマンはアトレティコファンの恨みを買っていたため、今回の移籍にも懐疑的な声が挙がっていた。

それでも、9月28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)第2節のミラン戦では復帰後初ゴールを決め、やっと一歩を踏み出せた状況となっている。

しかし、グリーズマンがインスタグラムに投稿した動画がアトレティコのファン、アトレティの怒りを買うことに。脇の甘さを見せてしまった。

サッカー界屈指のNBA好きで知られるグリーズマンは、優勝チームに与えられるチャンピオンリングを模倣したリングを制作。ロシア・ワールドカップ(W杯)でフランスが優勝した際にも、MFポール・ポグバとともに作っていた。

しかし、グリーズマンが直近で獲得したのは、昨シーズンのバルセロナで優勝したコパ・デル・レイだけ。今回のリングには、バルセロナのエンブレムとコパ・デル・レイの文字が刻まれていた。

ロシアW杯の時も完成までに8カ月かかっており、バルセロナ在籍時に注文したリングが今届いたのだと思われるが、これにアトレティたちは反発。「ふざけるな」「バルセロナに帰れ」「もう終わり」といった声が相次いだ。

せっかく届いたリングを披露したいグリーズマンの気持ちも分かるが、軽視されていると感じるアトレティたちの気持ちも分かる事案。グリーズマンが置かれている状況を考慮すると、明らかに今のタイミングではなかっただろう。軽率だったと言わざるを得ない行動だった。

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