アトレティコ・マドリーは、チェルシーからのレンタルでチームに在籍するGKティボ・クルトワの完全獲得を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
2年連続のレンタル延長によって、クルトワをチームに引き留め続けるアトレティコ。だが現行の制度で、1クラブにレンタルで在籍できるのは3年間となっており、同選手は今季終了後にチェルシーへ帰還することになる。
ディエゴ・シメオネ監督は「クルトワについて望むことは、クラブに伝えてある」と以前に話していたが、これを受けたアトレティコは完全獲得への動きを見せ始めたようだ。『マルカ』によれば、20日のリーガ第17節、ビセンテ・カルデロンでのレバンテ戦前に、クルトワを交えた話し合いが行われているようだ。
さらに同紙は、チームバスがカルデロンからコンセントレーションを行うホテルへと向かう前に、ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO、シメオネ監督、スポーツ部門のホセ・ルイス・カミネロSD(スポーツディレクター)、アンドレア・ベルタ氏がクルトワと意見を交換した模様だと伝えている。バスにコーチングスタッフ、残りの選手たちを残して行われた話し合いは、30分にも及んだとされる。
なおマドリッド、アトレティコで幸せであることを常々強調してきたクルトワだが、同クラブへの完全移籍はチェルシーの許可があってのものという考えを貫いている模様。なお同選手にはアトレティコのほか、バルセロナが獲得に興味を示していると報じられる。
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