チェルシーのFWジエゴ・コスタが古巣アトレティコ・マドリーのユニフォームでパーティに参加していたようだ。イギリス紙『テレグラグ』が17日に伝えている。
D・コスタのアトレティコ・マドリー移籍が加速しているようだ。報道によると、ジエゴ・コスタはチェルシーのプレシーズン遠征メンバーから外され、母国ブラジルで休暇を満喫中。自身のインスタグラムに動画を投稿し、パーティの様子を公開、なんとアトレティコ・マドリーのユニフォームをまとって満面の笑みを浮かべていた。
ジエゴ・コスタの“反撃”はそれだけに終わらず、「コンテにハグを」と自らコメントし、不仲にあるとされるアントニオ・コンテ監督を皮肉る。さらに「カモン! アトレティ!」と心の叫びまで飛び出す始末。世界中に意中のクラブを示してみせた。
これだけ選手側の態度がはっきりしている以上、高値での売り抜けは困難だろうと予測した同紙。ジエゴ・コスタはすでにチームメイトとのお別れを済ませたと同紙は報道もしている。「来季のプランに君はいない」とそっけないテキストで監督から構想外を告げられたとされる同選手だが、古巣復帰には障害もある。
現在、アトレティコ・マドリーは18歳以下の選手に関する登録違反により補強禁止処分を科されているため、1月まで選手の登録ができない。先日獲得したFWビトロは1月まで古巣ラス・パルマスへレンタル移籍をすることでこれを回避している。ジエゴ・コスタが復帰する場合、同様にレンタル先を探すか、公式戦には出ずにアトレティコ・マドリーで練習参加を続けるか、可能性は低いが最悪の場合チェルシーで飼い殺しということもあり得る。新シーズンはワールドカップイヤーということもあり、難しい判断が迫られるが、同選手の去就に注目が集まる。
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