現本拠地の最終戦でトーレスが愛情語る「数えきれないほどの思い出が…」

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 21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節でアスレティック・ビルバオを3-1で下し、ビセンテ・カルデロンでのラストマッチを白星で飾ったアトレティコ・マドリー。この試合で2ゴールを挙げたFWフェルナンド・トーレスが、カンテラ時代から過ごしたスタジアムへの深い愛情を示した。

 試合後のインタビューで、「この勝利はアトレティコ・マドリーの魂を誇り高きものとした」と述べたトーレスは、本拠地で過ごした日々を万感の思いで振り返った。

「このような日に沸き起こった感情を言葉で表すのは難しい。僕らは子供の頃からずっとビセンテ・カルデロンに足しげく通った。だから、今は数えきれないほどの思い出が頭の中を駆け巡っている」

 今シーズンいっぱいでアトレティコ・マドリーとの契約を満了するものの、延長希望を明らかにしているトーレス。来シーズンからワンダ・メトロポリターノに本拠地が移転しても、ビセンテ・カルデロンへの思いを忘れることなく戦っていきたいとの意思を示した。

「横断幕にも書かれていた通り、ここは僕たちの家だ。ワンダ・メトロポリターノで新たな時代が動き始めても、その気持ちが変わることはない。アトレティコ・マドリーにとってビセンテ・カルデロンは幸せいっぱいの50年間だった。その一部になれたのは、ものすごく誇り高いことだ。これからも歴史と愛情は続いていく」

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